トップページ > 平成二十七年六月一日 湯殿山未歳御縁年 秘仏御本尊御開帳 開山祭 即身仏 真如海上人 御衣替大祭

平成二十七年六月一日 湯殿山未歳御縁年 秘仏御本尊御開帳 開山祭 即身仏 真如海上人 御衣替大祭

平成二十七年六月一日
湯殿山未歳御縁年 秘仏御本尊御開帳開山祭
即身仏真如海上人御衣替法要

護摩3

湯殿山は金剛界大日如来を丑歳、胎蔵界大日如来を未歳と、此の年を御縁年と定め、千二百八年間丑歳未歳を特別な歳として全国から参詣され、西の伊勢参り、東の湯殿山参りと崇められました。

本年は未歳の御縁の歳に当り、湯殿山の本寺として六月一日に弘法大師自作の秘仏御本尊湯殿山大権現を御開帳して開山祭を執行致しました。 又、同日に木食行人即身仏真如海上人の御衣替法要も執行致しました。

今年は、東北三十六不動尊霊場会の協賛を頂き、真言宗豊山派山形県第二号宗務支所の役員僧侶と有縁寺院、山内、徒弟僧侶、計五十人の御山主が会して、仁王門より五人の法螺師を先導に催列、涙ぐんで合掌される信者様も見受けられ、大導師を勤めた私も、胸に込み上げるのを感じました。

午前中は秘仏御本尊開帳開山祭大護摩祈祷、午後からは即身仏御衣替法要と、東北三十六不動尊霊場寺不動尊お砂踏を即身仏真如海上人と供に九州から北海道の遠隔地から参詣された方々と行道できました事は、私の一生の想い出となる事でしょう。

東北三十六不動尊霊場会の皆様、山形二号支所下寺院の皆様、全国からご支援と参詣されました皆様、有縁寺院、徒弟、山内檀家の皆様のお力添えとご協力により大事業が成功の内、無事満了致しました。本当にありがとうございます。配慮の足りない点があったかもしれませんが、御本尊と真如海上人に免じてお許し頂ければ幸いでございます。

山主、合掌

東北三十六不動尊霊場会、
真言宗豊山派山形県第二号宗務支所役員僧侶、
有縁寺院、山内、徒弟僧侶の皆様

衣替法要① 衣替法要②

衣替法要③ 衣替3

当日の様子を動画にてご覧ください。

秘仏御本尊御開帳開山祭 大護摩祈祷の様子

即身仏 真如海上人 御衣替法要の様子

秘仏ご本尊のページヘ
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当山安置の秘仏御本尊は、湯殿山が明治の廃仏毀釈で神道に変更される以前までは、丑、未歳の御縁には湯殿山に祀られ、御開帳されたと伝えられております。

平成九年の丑歳の年に文化庁の方が来寺され、御本尊を観察された折に、「わーー古い!!」と驚かれ、「外に祀ったんですか?」とおっしゃっておりました。

御顔の辺りに雨風が当たった痕跡があるそうで、一度調査したいと言われた経緯のある仏像であります。

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